カウチサーフィン

カウチサーフィンで相手のリクエストを断る方法と、例文

この記事では、カウチサーフィンの相手からのリクエストとオファーをうまく断る方法を紹介します。

まず、断る状況が二通りあります。

  1. 自分がホストで、相手からのリクエストを断る場合
  2. 自分がゲストで、相手からのオファーを断る場合

順番に見ていきましょう!

1.相手のリクエストを断る場合

「カウチホスト」として登録が済み、ある程度大きめの街に住む人だと、いろんな国の旅人からドシドシ申請が来るようになります。

特に、

  • 東京
  • 京都
  • 大阪
  • 沖縄

などの外国人に人気の地域に住んでいる人は、一日に何件もリクエストが届くなんてことも多いみたいです。

でも、いつでも受け入れが出来るわけではないし、自分の部屋のスペースにも限界があるはず。だから、必然的に断らなければならなくなります。

今回は、自分がホストの時にゲストからのリクエストを断る方法を紹介します。

堂々と断ってOK。

まず知っておきたいのが、断る時に過剰に申し訳なさそうにしなくても大丈夫ということ。あなたは別に悪いことをしているわけではないので、さらっと断ります。

まずは、「decline」(断る)ボタンを押します。それから、一言簡単なメッセージを送るといいです。(断るボタンを押すだけだと、なんだか冷たい印象になります。)

メッセージは、短い方がいいです。相手も、リクエストを断られるだけなのに長い文が送られてくると、びっくりするので。

状況にもよりますが、こんな感じがいいと思います。

  • 他にゲストが来るので受け入れられない場合
    Sorry, I have other people coming over to stay on that dates…「ごめんなさい、その日程は他の人が来る予定なんだ…」
  • 自分が忙しい場合
    Sorry, I wouldn’t be able to host people on that dates, because of my —(study, workなど)…「ごめんなさい、その日程は—(勉強、仕事など)で忙しいので泊めてあげられないんだ…」
  • 自分が家(街)を出ている場合
    Sorry, I will be out of city on that dates…「ごめんなさい、その日程は街から出てるんだ…」これは旅行にいっている時も使えます。

もし、ものすごく丁寧なリクエストを送ってくれた場合は、

  • I’m so sorry because it sounds really great to meet you but~~(理由)「あなたに会うのはとても素敵そうで、とても残念なんだけど、~~(理由)があるので、ごめんなさい。」

と、丁寧に返してあげるといいかもしれません。理由部分は、上記の下線部など参考に。

そして、こんな感じの文で締め。

  • I hope you can find other host and enjoy this city! Take care!「他のホストが見つかって、この街を楽しんでくれることを願うよ。じゃ(気を付けて)。」

これで十分です。あと、断る時には先延ばしにせずなるべく早めに返してあげるといいと思います。もしかしたらあなたの返事をドキドキしながら待っているかもしれないので。

予定がわからない場合

リクエストの日程が先過ぎて、まだ自分の予定がわからない場合などは、

  • Hello, can you send me a new request closer to the date you want to travel ?
    Because I don’t know if I’ll be able on that days yet!

このように返せばいいと思います。こう返しておけば、また必要な場合は日付が近付いてから向こうから再度リクエストが送られてきます。

遅れても返事はしよう

もし返事がかなり遅れてしまったときには、

  • I’m sorry to take so long to reply,「返事をするのに時間がかかってごめんなさい、」

から始め、そこから断る場合は、上の方に描いた英文の下線部を使えばオッケー。

また、もしもう手遅れだという場合も、一応返事はしておきましょう。

同じようにI’m sorry to take so long to reply,から始め、理由(下線部参考)を過去形にして述べ、締めに I hope you enjoyed my city. Take care!「あなたが私の街を楽しんでくれてたらいいな。じゃ。」

って感じで。

「返事しない」のは危険

カウチサーフィンは「返信率」がわかりやすく数値に出てプロフィール画面に表示されます。

リクエストを無視したままだと、この数値がどんどん下がって「なかなか返事をくれない人」というレッテルが貼られてしまいます。

その数値が下がっても特に問題はないのですが、自分がゲストとして利用したいときなどに、ホストに「この人は返事を全然しないタイプの人なのか。」と警戒されるかもしれません。カウチサーフィンは信頼で成り立っているので、ここも気を付けましょう。

2.相手のオファーを断る方法

さて、「相手のリクエストを断る」のは普通によくあることなので難しくないのですが、「相手のオファーを断る」のはなかなか心苦しいです。

ここからは、より気まずい「オファーを断る」時の注意点と、断る時の例文を紹介します。

オファーを断る必要のある状況とは

まず、この状況というのは、自分がゲストで、複数のホストにリクエストを送っておいて、2人から同時に承認されてしまってどちらかを断らなければならない、っていう時が多いので、

相手的には「え!自分から頼んでおいて?」ってなります^^;

なので、断る時もいろいろ失言しないように気を付けなければなりません。っていっても、日本人同士の時みたいに言い回しとか過剰に気にする必要はないので、

「フレンドリーなまま、でもちゃんと謝る」って感じがいいと思います。

嘘は絶対にダメ!

ここで気を付けたいのが、当たり前ですが「絶対、嘘はつかない」ってこと。

例えば、ある町でカウチホストがダブってしまって断らなければならない時に、片方のホストに「ごめん、急な用事が入ってそっちに行けなくなって…」といえば、仕方ないって思ってもらえるかな、なんて考えで断ったら、なんともう一方のホストの友達で、ウソがばれた…なんてことになるかもしれません。

カウチサーフィンは、海外では年ごとにカウチサーフィン利用者同士が集まって飲んだりする機会が多いみたいで、案外ホスト同士も繋がっていたりします。あと「地元の友達がカウチサーフィンをしているのを見て、面白そうだから始めてみた」というホストもいます。特に、カウチサーフィンに対してアクティブで受け入れてくれるホストなどは繋がっていることが多いです。

まあ、そんなことが起こる可能性はかなり低いですが…。

「こんなことが本当にあったんだよ~」って話をウィーンでお世話になったホストから聞いたので、意外とありがちなのかもしれません。しかも、「嘘」は信用をなくします。カウチサーフィンは、何度も言っていますが「信用で成り立っているもの」なので、ここは本当に注意です。

断る文章

嘘をつかないっていうのは本当に大前提で、本題はどんなふうに断ればいいのか?ですね。私はこの状況になったことがないのですが、もしなったらこんな感じで書きます。

  • “Thank you so much for accepting me, —(相手の名前)!!「私のリクエストを承認してくれてありがとうございます!」

まずはお礼は言うといいと思います。せっかく「受け入れます」、と返事をしてくれたので^^

  • But I’m sorry, I luckily found another person who accepted me earlier,「でも、すみません。ラッキーなことに、(あなたよりも)先に他に承認してくれる人が見つかりました。」

なぜ承認を断るのか?という理由は、ちゃんと書くのがいいと思います。正直に。もし本当に都合が悪くなっていけないなら、下線部分を変えて

  • (※I just found out that) I’m not going to be able to visit –(街の名前) because of my ~~(work, schedule problem, sickなど)「~~(仕事、スケジュールの問題、病気)のせいで、–(街の名前)に行けなくなってしまった(ことがわかりました)。」とかにすればいいと思います。
    ※sickの場合は「I just found out that」はいらないです。

そして、

  • so I wouldn’t be able to stay at your place on —(リクエストを送った日付).「なので、○日にはあなたの家に滞在できなさそうです。」と続けます。

 

ここからは、自分の日程にもよるのですが、もし、違う日程や、もう少し同じ町に滞在してもいいなあと思えるんなら、こんな風に続けるのもいいかもしれません。

  • If you are OK, do you think it’s possible for you to host me on another date?「あなたがもしよかったら、他の日におじゃますることはできますか?」
  • How about —(他にリクエストしたい日付。)?「○日なんてどうですか?」

また、せっかく受け入れてくれた相手なので、滞在中に会ってみる、っていう手もあります。

  • If you have time, do you think we can hang out sometimes?「もし時間があれば、遊びに行きませんか?」

このへんは自由です。自分の日程と相談する感じで。

最後に、

  • I really appreciate you accepting me, and hope you have a good day!(週末ならweekend!とかでも。)「わたしを受け入れてくれて本当にありがとう。よい一日を!」

で、結びです。

断るだけであれば、紫色の文だけ送ればいいと思います。相手的にも、断られるだけなのにすっごい長い謝罪文とか言い訳が送られてきても面倒だと思うので^^;

これくらい、簡潔でいいと思います。

本当は、こんな状況にならないのが一番いいと思うんですが…。

こんな状況になるのを防ぐためにも、リクエストを承認されたらすぐに他に送っているリクエストに「ホストが無事見つかりました」という報告メッセージを送るのはとても大切です。

「ホスト見つかりました」の報告メッセージの書き方

報告メッセージはこんな感じで。

  • Luckily, I found another host!「ラッキーなことに他のホストが見つかりました!」
  • Sorry that I cancel this request before you answer..「あなたが答える前にこのリクエストをキャンセルすることになってすみません。」
  • I will enjoy —(行く街の名前)! Thanks and have a good day!「○○での滞在を楽しみます!ありがとう、良い一日を!」

この文は、このくらいの軽さ&短さで大丈夫です。

オファーを断る時は、感謝の気持ちで

NYやパリなどの人気の街だったりハイシーズンだったりすると、ホストを見つけるのが難しいので複数のリクエストを送ることになるのは仕方ないかもしれません。

が、ホスト側もリクエストを読んだ時点で、「日程は大丈夫か?部屋を貸してあげられるか?」などいろいろ考えてくれてるだろうし、「どんな人だろう?」とあなたのプロフィールを読む時間も割いています。

断る時にも、感謝の気持ちをもって、最低限、相手に不快な思いをさせないように気を付けましょう^^

まとめ

以上、カウチサーフィンでの断り方でした。

たくさん断らなければいけないとき、毎回英文を考えるのは大変なので、自分の中の「断る時の定型文」を作って、コピペで送るのが簡単でいいと思います。

もし、あまりにも「受け入れられない!」ってほどのリクエストが来る場合は、「受け入れ条件」の項目を少し厳しくするといいかもしれません。