かなりマイナーな記事になってしまいますが…。
最近、民芸品・アートの中でも、一風変わった素材で作ったものに目がありません。
この間、滋賀の黒壁に行った時のこと。
北国街道沿いにあるステンドグラス専門店の入り口近くにある狭い階段を登ったところに、
ひょうたん専門店を見つけました!!
太閤ひょうたん(黒壁12號館)というところです。
ひょうたんとかマイナーだなあ(笑)と思いながらも見ていたら、なかなかお値段張るものばっかりでびっくり。
1mくらいの巨大ひょうたんは、数万円してました。
ひょうたんってこんなに高いのか…だれが買うんだろう…なんて思っていたら、
とんでもなく心を引き付けられる画像を発見!!
それが、沢山のスズメたちが集まってきた、ひょうたんのバードハウス!!!!
からっぽのひょうたんに小さな穴をあけてひっかける用の紐があるだけなのですが、
スズメとひょうたんの組み合わせがなんとも可愛くて、
「こ、これ、うちの庭にほしー!!」
ということで、サイズ違いでふたつも即買いしてしまいました。
ふたつで3700円。
それをうちの庭にぶら下げてみた様子が、こちら。
赤い紐の方が20x15cm(縦×横)
緑の紐の方が30x13cm
です。
もみじの木漏れ日の中、ゆらゆら揺れています。
中にお米も入れてみました。
早く雀来ないかな~~。
きつね色の素材そのままもいいけど、これ、ラッカーで真っ白にしても可愛いかも。
うむ。
イイ。
ほかにどんなひょうたんグッズがあるんだろう??
と思い検索してみたけど、あまり検索結果がありません。
というか、ひょうたんの素材ってほとんど売られてないみたいです。
しかも、出てくるものはだいたい数cm×数cmの小さなものでも1000円近くしてて、
あそこのお店が実はめちゃ安かったんだと知りました。
でも、最近ひそかに「ひょうたんランプ」なるものが流行っているらしく、
画像を見てみたら和モダンな感じでイイ✨
ひょうたんの「和物っぽさ」はどうしても消えないけど、むしろそこをうまく生かしたいい作品ばっかりでした!
でも、ひょうたんランプも販売はあまり行っていない様子。
やっぱり、素材自体が手に入れるのが大変なので、出回っていないようですね。
小さいサイズのひょうたんなら割と手に入るようですが…どうせなら、顔くらいある方が存在感があっていいよね。
さらっと調べた感じ、日本国内でも「ひょうたん専門店」というのは片手で数えるくらいらしく、
今回、偶然ひょうたん屋を見つけられたのはとてもラッキーでした♪
なんと、ひょうたんがたくさん欲しい人とかは、自分で育てている人が多いらしいです(笑)
ひょうたんを探している人(特に素材用など)は、ネットで探すよりも、わざわざ足を延ばしてでも専門店に行くと安く手に入れられていいかもしれません。
それか、ひょうたんを育てている知り合いを探す、もしくは自分で育てるか…。
「コレいいな♪」と思ったものでも、ネットで探せば同じものがさらに安く売られている時代。
店舗の価値がだんだん薄れていっているのが世の中の流れですが、
やっぱりこういう「需要自体が極端に少ない場合」と「伝統的なものの専門店」は、店舗が強いなあと思いました。
また、黒壁に行くときにはここに行こうっと。