どうも。インスタでシャドウバンを受けるプロです。笑
わたしは自分の運営しているインスタアカウント10個以上と、法人のSNS運用代行やアドバイスをいくつか仕事として引き受けています。
そして、意図的にいろんなことを試して、シャドウバンの原因を探っています。
なぜなら、ビジネス目的でインスタ運営している人やお店は、「何も悪いことをして(るつもりは)ないのに、すぐにシャドウバンになる」ってことが、本当にめっちゃ多いからです。
あまりにも多すぎて、「原因」を自分でも探るべく、自分のアカウントで色々実験をしたり、真面目に運営したりする中で、シャドウバンのあらゆる原因が見えてきました。
(もちろん法人の任せてもらっているアカウントでは「実験」は絶対にしません。自分のアカウントで実験して、危険性のある行為を明らかにし、それをクライアントに伝えてます。)
この記事では、他の記事では書かれていない、シャドウバンを何百回と受けてきたからこそわかる「原因」をいくつか紹介しようと思います。
「身に覚えがない」という人にこそ見て欲しい!!
日本語だけではなく、英語サイトまで見まくってやっと判明した原因や、自分の実験・経験からわかった原因も多々です。
もくじ
Instagram、シャドウバンの意外な原因
自分が当てはまっていないか、確認してみてください。
1. 複数のデバイスからログインしてる
これは、本当にやりがち。
わたしはiPhoneをいくつか持っていて、パソコンでも運用して、さらに友達と共同で運営しているアカウントがあるのですが…このアカが、なぜか本当にすぐシャドウバンになる。w
原因は、あまりにも多くのデバイスからログインしているから、ってことらしいです。
スパムアカウントの特徴に、「自動運用ソフトを使ってる」「botを使ってる」「バラバラな位置情報からのアクセスがある」というものがあり、ここに引っかかります。
ってことで、ログインするデバイスは制限しておきましょう。せめて2台(自分のスマホとPCくらい)かな。
特にビジネス系で運営している人は、運営人数(ログインできる人)を制限しましょう。
2. あまりにも長期間放置しすぎた(過去も含め)
はい、わたしすぐにこれやります。
やる気のある時はいいんだけど、すぐにやる気を失って「半年」とか放置しちゃう。笑
インスタは、2019年ごろから放置アカウントにめちゃ厳しいです。放置アカウントは、再開してもしばらくシャドウバンが基本。
なぜなら、こういう放置アカウントは、スパム業者に「乗っ取られた可能性がある」から。
「いやいやいや。正真正銘わたしですよ!!!」と言っても、無駄。
インスタのAIやアルゴリズムが自動的にそう判断しているので…問い合わせても無駄です😂(基本、インスタの「問い合わせ」は無駄)
わたしが何度も長期間放置したアカウント(地道に頑張って2,000フォロワーまでいってた…)は、いくらシャドウバン解除のための対策(2週間以上ログアウト、ハッシュタグの見直し)をしても意味はなく、結局バイバイすることになりました。😂
だって、過去は変えられない…半年以上放置したことがある(しかも何回も)という事実は消せない…悲しい現実😂
わたしのクライアントで、
「二年くらい放置してる、フォロワー4,000人まで育てたアカウントがあるんですが…また使えますかね?」
という方がいたのですが…。
ダメもとで2ヶ月頑張って運営して、一向にシャドウバン解除の兆しが見えなかったので、結局新しく作り直してもらいました。(作り直すほうが手っ取り早い😂)
3. 固定リンクを頻繁に変えすぎ
インスタって、プロフィールのところにリンク(URL)を1つだけ載せられる仕様になってますよね。
ここの固定リンクは、変えすぎるとすぐにシャドウバンされます。
なぜなら…「スパム業者のよくやりそうなこと」を考えればすぐにわかります。
スパム業者は、「インスタから、変なサイト(詐欺系)に飛ばしたい。」だから、ストーリーズや投稿、DMも含め、あらゆる手を使って変なサイトに導こうとします。
「プロフィールのリンクから飛べるよ🛩」
という感じで。
かつて、わたしはあるインスタアカウントを自分のブログと繋げていて、更新するたびにプロフィールの固定リンクを最新記事のURLに変えて「更新しました〜!プロフのリンクから見てね」的なことをやっていたのですが、
す〜〜〜ぐシャドウバンを受けてました。
この時は理由が本当によくわからなくて、
「いいねしすぎたかな?」
「ハッシュタグ見直したほうがいい?」
とか考えていたのですが、全然原因は違い、URL変更しなくなったらシャドウバンに合うこともなくなりました。w
お店でキャンペーンをやるとき、なにか報告をしたいとき、見て欲しい記事のURLをお知らせしたい気持ちはすごくわかるのですが…これもやめましょう。
インスタのURLを書き換えるのではなく、ページの中身を書き換えるほうが賢明です。
4. NGなリンクを使ってる
「URLを変えすぎる」とは別で、NGなリンクを固定で使っている場合もシャドウバンになります。
具体的には、「いろんなURLを載せるためのサイト」。有名どころだと、「POMU.ME(すでにサービス終了)」がNGでした。
今は、みんなPOMU.MEの代わりに「ペライチ」というサービスを使っていますね。
ペライチも、いろんなURLを載せることができます。
ただ、正直ペライチもいつインスタ側に「シャドウバン対象URL」にされるかわからないので、わたしのクライアントには、いつもWordPressで自分のHP作ってそこに飛ばすようにアドバイスしてます。
ちょっと大変ですが…シャドウバンされるよりはマシです😂
一度でもシャドウバンされると、「要注意アカウント枠」に入ってしまう恐れがあるので…。(その後、シャドウバンされやすくなる)
↑このブラックリスト的概念は、正式に発表されているわけではなく私の憶測ですが、実体験として存在すると考えてます。
5. 「フォロー」&「フォロー解除」のペースが早い
「すぐにフォロワーを増やしたい!!!」
という焦りのある経営者がよくやってしまうのが、
一気にフォローして、フォローバックを狙い、そしてフォローしてくれない人は一気にフォロー解除するという流れ。(やや悪質だと、「フォローバックしてくれた人をもフォロー解除する」というパターンも😂)
これも、めっちゃシャドウバンになりやすいので要注意です。
なぜかというと、短期間に一気にフォローしたりフォロー解除、もしくはいいねをすると、botと見做されるからです。(インスタはロボットによる運営を禁止してます)
基本、1時間以内に100以上、24時間以内に300以上のアクションは行わないほうがいいです。
フォローしまくってフォローバックを狙うのは一つのインスタ戦略なのでアリですが、ペースに気をつける、って感じですね。
6. いいねのペースが早い
「お返しいいね」を目当てに、大量いいねするのも微妙です。
これも、「フォロー、フォローバックを短期間にしすぎない」のと同じ理由です。インスタから、botと見なされます。
7. DMで、複数人に同じURLを送った
わたしのクライアントで、すごく順調に運営していたのに、インスタのDMで複数の人に同じURLの書かれたコピーメッセージを送ったらシャドウバンにあった方がいました。
彼は、インスタを「メルマガ」の代わりにしようとしたそうで、HPに書いたお知らせをDMからフォロワーにお知らせしたかったわけです。
このケースも、「スパムアカウントがやりそうなこと」を考えればわかるのですが…
どれだけ「怪しくないURL」だったとしても、同じような文章で、同じURLを多くの人にばら撒くと「このアカウントは乗っ取られた」と見なされます。
インスタのAIからしたら、こういう「メルマガURLの配布」は、
一時期流行った(?)、乗っ取られたアカウントがレイバンのセール会場(に見せかけた詐欺サイト)のURLに誘導していたのと、一見なにも変わらないからです。
こういう「更新したから見てね!」的なメッセージは、絶対にインスタグラムを使わず、LINE Businessを使うようにしましょう。
LINE Businessは、(大規模にならない限り)ずっと無料で使えるし、URLをいくら送っても凍結することもないからです。(ちなみに見てくれる率も、インスタDMより高いです。)
8. 同じハッシュタグを何度も使っている
「同じハッシュタグの使いすぎ」は、意外な原因です。
私のクライアントのあるハンバーガー専門店は、自分の投稿に毎回「#ハンバーガー」「#ハンバーガー専門店」「#〇〇(地域名)ランチ」というハッシュタグをつけていました。
そうしたら、シャドウバンを食らってしまい…ハッシュタグ流入が突然1桁に。
最初、原因が全然わからず困ったのですが…その後、投稿につけていたハッシュタグを一つ一つ地道に消してみたら、消した直後は変化がなかったのですが、3日後くらいに直っていました。
…それにしても、ハンバーガー専門店なんだから同じタグつけてるのもしょうがないやん😂と思いますよね!!これは本当に理不尽だなって思いました…。
対策としては、シンプルに「毎回同じハッシュタグを付けるのはやめる」ですね。。専門店でも例外なしです😂
以上、シャドウバンを受けがちな意外な原因8つでした!
インスタグラムのアルゴリズムは常に変化しているので、他にも新しい原因要素を見つけたらこちらに追記して紹介します!
こちらの記事もどーぞ!↓