モルディブの「マーレ(Male)↔︎ダラバンドゥ(Dharavandhoo)」の国内移動方法をまとめました!
雨期に大量のマンタに出会える「ハニファル・ベイ」に行く人は、みんなバー環礁の「ダラバンドゥ島」を目指すことになると思います。
もくじ
モルディブの「ダラバンドゥ(Dharavandhoo)」ってどんな島?
「バー環礁」の空港がある、ローカル島
バー環礁とは、モルディブの首都マーレのある「北マーレ環礁」の北西に広がる、自然が美しい環礁です。
↑バー環礁
↑ダラバンドゥ(Dharavandhoo)は、この赤ピンのところ。
モルディブでは、かつては旅行者は「ローカル島(現地民が住む島)」での滞在は禁止されていたのですが、2009年から可能になり、より安く滞在できるようになりました!
現在、ダラバンドゥには、観光客も泊まれるホテルや宿が10ヶ所くらいあります。
「ハニファルベイ」に行くなら、滞在必須
ハニファル・ベイは、「ユネスコ世界生物圏保護区」にも指定されている、大量のマンタが集まるポイント!!(ダラバンドゥ島からもすぐ近くです。)
現在はハニファル・ベイでのダイビングは禁止されていて、一番近いローカル島であるダラバンドゥ発の「シュノーケリングツアー」でないと訪れることはできません。
マーレ↔︎ダラバンドゥへの移動方法は、3つ
マーレ↔︎ダラバンドゥの移動方法は、全部で3つあります!
- 国内線フライト
- スピードボート
- スローボート(夜行)
それぞれ、詳しく紹介します!
1. 国内線フライト
値段 | 往復185〜240ドル/人 |
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所要時間 | 20〜30分 |
スケジュール | 金曜日を除く毎日 |
マーレ発の時間 | マレ発:10:00 (ダラバンドゥー島着:11:15) ※1時間の時差あり |
ダラバンドゥー発の時間 | ダラバンドゥー島発:14:30 (マレ着:16:45) |
お金はかかりますが、本数が多く、早く、一番おすすめです!!
2. スピードボート
値段 | 片道50ドル/人 |
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所要時間 | 片道2時間30分 |
スケジュール | 月、土、(木) |
マーレ発の時間 | マレ発:13:00 (ダラバンドゥー島着:15:30) |
ダラバンドゥー発の時間 | ダラバンドゥー島発:8:00 (マレ発:10:30) |
モルディブ政府が出しているスピードボート。安く移動できます!
直行ボートは週2本(月・土)、経由地があってもよければ木曜にもボートがあります。1日1本なので、時間のある人向けです。
かなり揺れるので、酔い止め必須。雨期は特に、結構大変です。
3. スローボート(夜行)
値段 | 片道25ドル/人 |
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所要時間 | 片道8時間 |
スケジュール | ・マレ発ダラバンドゥー島行:毎週水曜日の20:00発 ・ダラバンドゥー島発マレ行:毎週土曜日の20:00発 |
一番不便で時間もかかります…。夜にマーレを出発して、ダラバンドゥーに到着するのは翌朝。夜行ボートですね。
出発する曜日も決まっているので、時間がたっぷりある超節約派のバックパッカーならありかも。(ただ、8時間はさすがに長い…。スピードボートの方がずっと楽です!)
こちらのサイト(http://wildmaldives.com/en/ferry-schedule)で、「マーレ↔︎ダラバンドゥ」間のスピードボートとスローボートの情報をチェックできます。(希望の日付を入力すると詳細出てきます)
※ボートの出発日や時間は変更される可能性もあるので、確認を!
ボートは、マーレの港(フェリーポート)から出ています!
ハイシーズンだと、ボートの席が埋まってしまうこともよくあります。
チケットは1週間前から販売開始し、事前購入もできるので、数日前にチケットを押さえておくことをおすすめします!(乗り場のカウンターで買えます)
マーレ↔︎ダラバンドゥの国内線情報
一番人気の移動方法の「国内線」の情報をまとめます。
モルディブの首都「マーレ」から「ダラバンドゥ」までは、ほとんどの人がモルディブの国内線を使います!
国内線フライトの選択肢は3つ
モルディブ国内線の航空会社は、以下の3つ。
- Villa Air FlyMe(ビラエアー フライミー)
- Maldivian(モルディビアン)
- Manta Air(マンタエアー)
この中で、一番安いのは「Villa Air FlyMe」です。
ただ、安いといっても「往復で200ドル以上」するので、国内線にしては高め。
Maldivian社のフライトだと、Villa Air FlyMeの1.5~2倍くらい高いです。
フライトをさらに安く予約する方法
公式サイトから予約すれば最安値かと思いきや…
実は、ダラバンドゥのホテルやゲストハウスにお願いするのが一番安いです。
なので、フライトを予約するよりも先に、ダラバンドゥで泊まる場所を決めたほうがよさそうです。
ダラバンドゥには10ヶ所くらいホテルがあり、わたしが把握している限りでは、以下のホテルで移動手段を手配してくれます!
モルディブの国内線を使うときの注意点2つ
1. キャンセルが結構多い
航空会社によっては、あまりにもお客さんが少ないと、キャンセルして他の時間のフライトにまとめて振り替えになったり、遅延したりすることが結構多いです。
(口コミや体験談を見ていても、結構多いです…。)
ただ、1日に1本もないということは(ひどい嵐が来ていない限り)さすがにないので、ゆったり心に余裕をもって待ちましょう…。
2. 酔うことも
マンタ全盛期の雨期に行く場合、天気によっては飛行機が結構揺れて酔ってしまうことも。(飛行機のサイズが小さいので…。)
酔いやすい人は、日本から酔い止めを持っていくといいです!
ダラバンドゥ島での過ごし方
「ダラバンドゥ」での過ごし方を紹介します。
1. 「ハニファル・ベイ」でマンタの大群やジンベエザメを見る!
ダラバンドゥ島ではやっぱり、フェリーで10分の「ハニファル・ベイ」に遊びに行ってマンタと泳ぐのが、いちばんの楽しみ!!
大物の「ジンベイザメ」に会える日もあります。
ハニファル・ベイのシュノーケリングツアーは、泊まる予定のホテルや宿にお願いすればすべて手配してくれます!(ダラバンドゥ島では基本、ツアー会社ではなくゲストハウスやホテルで予約します。値段もどこも同じ。)
ダラバンドゥ島のツアー催行会社は、毎日ドローンで「ハニファルベイ」の様子(ジンベエザメやマンタの量)をチェックしているらしく、いちばん多いベストタイミングで遊びに行けます。
ダラバンドゥ島の宿泊施設でも、その情報が共有されているそうです!
2. ローカル島を散策
リゾート島では味わえない、ローカルの暮らしぶりを見ることができるのもダラバンドゥ島滞在の魅力。
自転車をレンタルして島一周したり、レストランでモルディブ郷土料理を味わうのも楽しいと思います✨
3. ビーチでのんびり or シュノーケリング
ダラバンドゥ島の北側に広がるビーチも、とても美しいです!
サンゴ礁も近いので、自由にシュノーケリングも楽しめます。(魚もいっぱいいますよ〜!カメも。)
3. ダラバンドゥの宿が催行しているツアーもおすすめ
多くのホテルが、「ハニファルベイツアー」以外に、ボートで周辺の見所を巡る「半日ツアー」や「1日ツアー」を催行していて、他のローカル島や、無人島、美しい砂州のビーチに遊びに行けます。
リゾート島でツアーを組むよりずっと安く楽しめるので、とてもおすすめ。
ダラバンドゥ島のおすすめホテル
ダラバンドゥ島のホテルの予算は「1泊8,000円〜15,000円」くらいで、他のリゾート島と比べるとかなりリーズナブル。食事付きのプランを提供しているホテルも多いです。
ダラバンドゥのなかでも、観光客におすすめのホテルを紹介します。
どこも評価は良いですが、せっかくなので「LVIS ブランクラ ホテル
このあたりのホテルは、どこも「マーレ↔︎ダラバンドゥ」フライト・ボートの手配をしてくれるので、移動手段の予約のお願いをするといいです!
近くの高級リゾート島で数泊するのもおすすめ
予算に余裕のある人は、ダラバンドゥ島の近くのリゾート島に遊びに行くのもおすすめ。
有名どころだと、
など!特に「フィノール
ただ、ダラバンドゥ島からのボート移動料は一般公開されていないので、個別で問い合わせる必要あり。
まとめ
以上、今回は、
- マーレからダラバンドゥ島への移動方法
- ダラバンドゥ島での過ごし方
…について紹介しました!!
マーレからダラバンドゥ島への移動は、予約の取りやすさ・速さ的に「国内線フライト」を使うのがいちばんおすすめですが、ホテルが代行予約してくれるようならスピードボートもありかも。
マンタが大量にやってくる「マニファル・ベイ」についての詳細は、また別記事でしっかり紹介しようと思います!