今回は、ボリビアの絶景「ウユニ塩湖」に行く予定の人向けに、ウユニ塩湖行きツアーの起点となる町「ウユニ」でおすすめの宿・ホテルを紹介します。
ちなみに、最初に言っておくと、ウユニの町には事前予約できるホテルやホステルの数が限られています。また、チェーンホテルもなく地元の人の経営している小さなホテルがほとんどなので、だいたいの場合、町についてから「飛び込み」で宿を訪ね歩くことになります。(特にバックパッカーなど。)
しかし、短期旅行者の場合、ホテルが見つからなかったり、変なホテルに当たると結構大変なので、ウユニ塩湖に行きたい人向けに、事前予約できるホテルをまとめました。
これからウユニに行く人の参考になれば幸いです!!
ウユニのホテル選びの、5つの条件
ウユニのホテルを選ぶ際に注目しておきたいのが、以下の5点。
- ウユニの中心地から遠くない
- 外国人観光客からの評判が良い
- 部屋のセキュリティ―がきちんとしている
- 門限がない
- 洗濯サービスがある
それぞれ詳しく見ていきましょう!
①ウユニの中心地から遠くない
まず、中心地に近い、というのは超大切なポイントです。
ウユニの町は狭いので、ほとんどの町の中のホテルが中心地にあるも同然ですが、中には人里離れた場所にあるホテルもあります。(車が必要なほど。)
ウユニの町では、ウユニツアーの予約、食事、買い物など、すべて中心地に行かなければいけないので、中心地まで歩いていける距離の宿をとりましょう。
②外国人観光客からの評判が良い
外国人のお客さんを多く受け入れている宿で、評判のいいところはハズレがありません。
ウユニは10年ほど前に観光地化が始まってから、ホテルが増えたのですが、そのほとんどが「外国人向けのホテル」と「現地人向けのホテル」に分けられます。
外国人向けのホテルは若干規模が大きく、英語が話せるスタッフがいることも(スペイン語でもジェスチャーを交えて丁寧に説明してくれる人が多いです)。日本人のバックパッカーが宿泊するのは、どちらかというと安い現地人向けの宿に泊まることが多いみたいですね。
数年前と比べるとウユニのホテルのクオリティーはかなり良くなり、現在は評判をホテル予約サイトからチェックすることもできます。事前予約できるのはほとんどが外国人旅行者向けのホテルで、しかもそのホテルは予約状況を確認するためにWi-Fiがあることが確実なので、インターネットが必要な人は事前予約できるホテルが安心です!
③部屋のセキュリティ―がきちんとしている
ウユニの多くのホテルには「セキュリティーがあまりしっかりしていないところが多い」、という問題点があります。
数年前までは、日本人バックパーカーがウユニのホテル(とくに安宿)に宿泊して、ツアーに行っている間にモノがなくなった、現金がなくなった、などいろんな話を聞きました。しかも、ウユニツアーに参加している場合は夜中に外出していたり、長時間確実にホテルにいなかったりと、セキュリティー的に不安な状況。
部屋の鍵がしっかりかかり、また貴重品用のロッカーが利用できるなど、防犯対策がしっかりしているホテルを選びましょう。(また自分で用心しておくことも大事です。貴重品は常に持ち歩く・スーツケースやバッグに鍵をかけておく、など。)
④門限がない
これは、なにげ一番大切かもしれません。
ウユニツアーは、基本的に「朝日ツアー」と「夕日ツアー」の2種類です。朝日ツアーは2:00~8:00、夕日ツアーは16:00~22:00の開催。朝日や夜空を見るために朝日ツアーに行きたくても、門限があるとツアーに参加することすらできません。
なので「門限がない」というのは超重要事項です。
ちなみに、この「門限」は小さい宿ほど決められていることが多いです。(おそらく、オーナーが夜中に安眠を妨害されないように決めているんだと思います。)安宿を利用する予定のバックパッカーは、チェックインする前に確認しておきましょう。
事前予約できるようなホテルは、ある程度の規模のところが多く、セキュリティーも安心で門限もなく、安心して早朝ツアーに参加できます。
⑤洗濯サービスがある
これも見落としがちだけど、かなり重要です!!
ウユニ塩湖に行った人は共感できると思うのですが、ウユニのツアーに参加した後は塩風に当たって毎回体中がベタベタになります。ホテルで洗濯サービスをしているところだと、ツアーに行って塩まみれになった服をすぐに洗うことができるので、とても快適に過ごすことができます!
実は、ウユニの安宿だと洗濯サービスはおろか「自分で洗濯するのも禁止」というところが少なくありません。なぜかというと、ウユニは標高3600mで万年水不足に悩まされているため、客に必要以上の水を使ってほしくないためです。
しかも、自分の町の洗濯屋さんに出そうにも、ツアーに行っている間に店が閉店してしますので、いつまでも受け取りができません…。わたしの知り合いは、どうしようもなくなって、秘密で洗濯していたところ宿のオーナーに見つかり大喧嘩になったそうで…。
最初から、洗濯サービスが頼める・もしくは洗濯OKのホテルに宿泊するのが◎です。(洗濯サービスは1kgあたり数百円とリーズナブルにやってくれます)
⑥Wi-Fiがある
もちろん、Wi-Fiはあって越したことはないです。
古い機械を使っている宿はWi-Fiが遅いこともありますが、現在はほとんどのウユニの宿がWi-Fi完備しています。
町全体が停電した時は、安宿ではしばらくWi-Fiは使えないので注意。
以上、ウユニの宿選びで見ておきたい、6つのチェック項目でした!
ここからは、実際にウユニにあるおすすめのホテルを紹介していきます。
ウユニのホテルランキング、ベスト3!(予算:3,500円/人~)
ここからは、ここまで話した「ウユニホテル選びの条件」すべてに当てはまっている優秀なホテルをランキングで紹介します!
「金額よりも快適に過ごすことが優先」という短期旅行者向けの情報なので、バックパッカーなど安宿(~2,000円など)希望の人は、さらに下の方で安宿も3つ紹介しているので見てみてください。
それではランキングを紹介します。
第1位:ホテル・ハルディネス・デ・ウユニ(Hotel Jardines de Uyuni)
おすすめ度 | |
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清潔度 | |
立地 | |
予算 | 8,500円/部屋~。(1人あたり4,000円程度) 繁忙期は約12,000円/部屋~。 |
第2位:クリスタレス・ホヤス・デ・サル(Cristales Joyas De Sal)
おすすめ度 | |
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清潔度 | |
立地 | |
予算 | 6,500円/部屋~。(1人あたり3,200円程度) 繁忙期は約11,000円/部屋~。 |
第3位:カサ・デ・サル(Casa de Sal)
おすすめ度 | |
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清潔度 | |
立地 | |
予算 | 6,500円/部屋~。(1人あたり3,200円程度) 繁忙期は約9,000円/部屋~。 |
おすすめの安宿(予算:1,000円/人~)
- 「ホテルほどの予算はない…。」
- 「もう少し、安い宿希望。」
…という人向けに、おすすめのウユニの安宿情報も2つ紹介します!すべて、キャンセル無料&朝食付きの値段です。参考にどうぞ。
①オステル・ラ・ロカ・ウユニ(Hostal “La Roca” Uyuni)
コスパのとってもいい安宿です!この価格でこのクオリティーは、なかなかないのでは?飛び込みで行っても空いていない可能性が高いので、事前予約がおすすめ。
おすすめ度 | |
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清潔度 | |
立地 | |
予算 | 2,000円/部屋~。(1人あたり1,000円程度) |
②ピエドラ ブランカ バックパッカーズ ホステル(Piedra Blanca Backpackers Hostel)
バックパッカーズ向けのシンプルな部屋です。共有スペースが広々しているので、そちらでのんびり過ごす時間の方が多いかも。
おすすめ度 | |
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清潔度 | |
立地 | |
予算 | 4,500円/部屋~。(1人あたり2,200円程度) |
③エウカリプタス・ウユニ(Eucalyptus Uyuni)
中心部から少し(徒歩15分)離れていますが、予算のわりにとても綺麗で評価の高い安宿です。専用バスルーム付き。ホットシャワーもしっかり出て、Wi-Fiも早いです。
おすすめ度 | |
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清潔度 | |
立地 | |
予算 | 3,500円/部屋~。(1人あたり1,700円程度) |
まとめ
以上、ウユニでおすすめのホテルについてでした!
ウユニでの宿選びは、かなり大切です。ウユニの宿は本当にピンキリですが、今回紹介したホテルはどこもかなりおすすめで評価も高い宿です。
現地で探すのもいいのですが、ウユニの町は標高が高くて(3600m。富士山なみ。)息苦しく、歩き回って探すのが体力的に大変&評判のいい宿はすぐに埋まってしまうので、ハズレを引く可能性もありリスクが高いです。(高所に慣れていない人は、高山病になってしまう危険性もあります。)
事前予約もできるので、繁忙期(とくに雨季の1月~3月)は、よさそうな宿を事前に予約しておくのがおすすめ。ほとんどの宿がキャンセル無料なので、一応押さえておく、というのも一つの手だと思います!
これからウユニに行く人にとって、最高の滞在になることを祈っています^^