サイコパスの女性について、特徴や顔、恋愛傾向、有名人による事件などをまとめました。
あなたの回りに、
「彼女のことだけはどうしても理解できない」
「この人のせいで自分が苦しんでいる」
というような女性はいませんか?
彼女たちは、もしかしたら先天的に良心のない「サイコパス」かもしれません。
そんな人が身近にいる場合は、その人に当てはまるかどうか考えながら読んでみてください。
もくじ
サイコパスの意味と特徴について
サイコパスの意味や特徴については、以下の記事でとても詳しく説明してあります。詳しく知りたい人は、読んでみてください。(↓)
サイコパスの女性はかなり危険?顔や見た目の特徴とは
顔や表情の特徴
サイコパスが「顔」でわかれば苦労しないのですが、現時点で顔で判断するのは非常に難しいです。
特徴としては、「顔の横幅が広く四角い顔の人にサイコパスの割合が多い」ということがいわれてはいますが、それを基準にするのは非常に危険です。
ただし、表情や目の動きには特徴があるといわれています。
まず、「目が笑っていない」というのはよく言われること。彼らは表情を作りはしますが、本当に心の中でも同じように思っていることは少なく、それが目に現れます。
冗談を言って笑っていても目が笑っていない、優しさを見せてくれてもなんだか無表情に感じる、など、彼らは無意識にそうなってしまいがちです。
また、表情の種類が限られています。彼らは表情を「日常の中で便宜的に使う顔の形」としか思っていないので、あまり表情が豊かではありません。「この状況ではこの表情を出しておく」くらいの感覚なので、本当に心と表情が結びついていないことが多いのです。
基本的に何も考えていないとき、会話をしていないときの顔は無表情のことが多く、他人を眺めているとき、テレビを見ているときなど完全に無表情(無感情)です。
サイコパスの男性と女性の違い
サイコパスの特徴は、男女に共通してみられるものなので、男性・女性で特徴が変わるということはあまりありません。
ただし、社会的な傾向や立場によってはかなり現れ方が異なってきます。
男性は、野心的でアグレッシブなことが多く、また自信もあるためキャリアを登りつめることに専念する人が多いです。また、他人を蹴落とすことに躊躇がなく、自分が蹴落とされないよう細心の注意を払って上手く上り詰めていきます。
社会的身分の高い人にサイコパス男性の割合が高いというのも、そのような傾向から来ています。
女性にもサイコパス男性のような人はいるのですが、それよりも自分の人生に対して非常に無責任なことが多く、性に奔放だったり、仕事においても責任をのがれて美味しいとこ取りをしようとします。
サイコパス女性の恋愛の特徴と傾向
相手に対して不誠実で、パートナー関係がコロコロ変わる
まずはこの特徴があげられます。
相手に対して「誠実でいよう」という気持ちがないので、自分の気分次第でいつでも不誠実になりえます。これは半分クセのようなもので、永久に治りません。
また外見が華やかでモテるタイプが多いので、パートナー関係がコロコロ変わります。
「あれ?このあいだあのひ人だったのに、今度はこの人?」
「いつも一緒にいる人が違う」
という人は、誰の回りにも一人や二人いますよね。
相手をコントロールし、「勝ち負け」で関係性を構築する
恋愛関係は『信頼関係』ではなく、むしろ「勝ち負け」の関係性だと考えます。
自分がどれだけ相手をコントロールできるか、どれだけ思い通りの関係性に持っていけるかということを常に考えています。
人によっては、相手を自分の思い通りに動かすために洗脳や脅迫をすることもあります。
「普通、こうするべきだよね」
「そんなことする人とは、付き合えないよ」
など、言葉は柔らかでも確実に思い通りの方向にもっていこうとします。
最初は燃え上がる恋でうまくいっていても、最終的には常に恐怖よって支配する関係になり、彼らと真の信頼し合える関係性を築くのは不可能です。
体の関係を重視する傾向
快楽を求める傾向が強いため、何よりもまず体の関係を重視します。
恋愛によって「心が通じ合う」という感覚が彼らにはないので、なによりも体を求めるようになるのです。
また、欲求に対して衝動的なので、体の関係を持つためならなんでもするし、なんでも言う、守れない約束もする、といった傾向が強いです。
また体の関係を持つ際には、「そのときの快楽がなによりも最優先」なので、将来に対して責任のとれない行動でもなんでもしてしまいます。
相手に対して責任を負わない
恋愛関係において、相手に対して責任を負いません。
自分が相手に対して何かをしてしまった、悲しませて苦しませたとしても、罪悪感は感じません。
相手の気持ちを利用して「キープ」としてそばに置いておき、相手が離れていきそうになったら全力で引き留め、自分を可愛そうに見せたり、相手に罪悪感を植え付けたりするのが得意です。(それはすべて自分のためだということを覚えておきましょう。)
男性の場合、万が一相手が妊娠してしまったとしても、平気でおろすよう命令したり、自分の思い通りにいかない状況に我慢ができず、責任放棄して逃げ出すこともあります。逆に女性の場合、勝手に子供をおろしてしまったり、相手の気持ちを汲み取ろうとしません。
つまり、妊娠に限らずとも、いざというときに人並みに誠実な対応ができないのです。むしろその時のその人の姿こそが、本性だと考えた方がいいでしょう。
熱しやすく冷めやすい
異常に「熱しやすく冷めやすい」のも特徴の一つ。
一気に盛り上がった恋愛でも、自分の気持ちが冷めればすぐに相手を捨てたり、相手を変えて同じことを繰り返します。
「確実に相手の心が手に入ったら、一気に優しくなくなる」など、「釣った魚にエサはやらない」タイプも非常に多いです。
恋愛においてだけでなく、万事に対して熱しやすく冷めやすいため、何をしても長続きしません。
手段を選ばない
もし自分が「ほしい」と思ったら、それを手に入れるためには手段を選びません。
相手が既婚者やパートナーのいる人であってもおかまいなしで、グイグイアプローチをかけてきます。違法行為であったとしても、それで諦めることはありません。
普通の人が躊躇したり遠慮するところでも、自分がほしいと思ったら手に入れるまで手段を選びません。
サイコパス女性の見分け方
自己中心的で言動に思いやりが感じられない
一見魅力的でも、「ん?」と思うのがここ。
自分を中心に世界が回っているため、言動に他者への思いやりが感じられず非常に自己中心的な行動をすることが多いです。
最初はもちろん普通の人のふりをしているのですが、慣れてきた頃に現れ始めます。
話していても共感が感じられない
なにか悩んでいることを相談したり、話をしていても、サイコパスに対しては「相手が共感してくれている!」という実感がわきません。
また、自分がサイコパスの話を聞いていても、心からは共感・納得できないことが多いので、話がかみ合いません。
表面的は話であれば通じるものの、深い話をすればするほど、その傾向は顕著になっていきます。
かつて「イジメる側」だった
小学生・中学生のときにイジメの中心人物だった人は、サイコパスである可能性が強いようです。
サイコパスは先天性なので、幼児期からその傾向は現れます。むしろ、一般常識や道徳観念があまり身についていない幼児期~青年期までの方が、大人になってからよりも残酷性はじめ様々な「サイコパスらしさ」が顕著に表れます。
どこの小学校や中学校でも、程度の差こそあれイジメのような問題はどこかで発生するもの。そのときに、加担側というよりも中心人物となっていじめていた人は、かなり危ないです。
なので、昔の話を聞いたときに、「誰かをいじめてた」ということを平気で言い出す人には注意です。さらに、結局いじめばかりしていた人は時がたつと周りから誰もいなくなるもの。地元に大人になってからも友情が続くような友達が少ないのも、サイコパスの傾向です。
相手によって態度が大きく変わる
サイコパスは、他人を「道具」として見ています。
判断基準は、「自分に役に立つかどうか」「この人と付き合うメリットがあるかどうか」。なので、自分にとって重要だと判断した人にはとことん懐きますが、そうではない人に対する態度はあからさまに違います。
また、自分にとって重要で懐いていた人が何かの拍子に状況が変わったとき(上手くいっていた会社がつぶれた、リストラされた、借金を背負ったなど)、手のひらをくるっと返したように態度が急変します。
「人によって態度が違う」というのは、誰しも身に覚えがあることかと思いますが、その「違い」が異常なほど大きいのが、やはりサイコパスの傾向です。
交友関係が広く浅い
サイコパスは交友関係を深めることができません。
なぜなら、今まで読んで来たらわかるように、交友関係に必要な感性や性格を持ち合わせていないためです。
しかし、表面的にはフレンドリーで魅力的な人が多いので、交友関係は広いです。
つまり、交友関係が広く浅いんです。
逆に、深く長く付き合える友達は、ぜんぜんいません。なぜなら、長く付き合えば付き合うほど「本性」が現れ、どこかの時点で「この人とはもう付き合ってられないな」と見限られて、離れて行ってしまうことが圧倒的に多いからです。
一見、フェイスブックなどの友達が多く、交友関係に恵まれているように見えても、本当に親しい人がどれくらいいるのか、を注意してみてみましょう。
サイコパスの有名人・芸能人・女優
サイコパスを噂されている有名人はたくさんいます。
しかし、そのほとんどが「一部の情報」だけで断定的に決めつけているものがほとんど。一つ、二つのエピソードくらいでは、その人をサイコパスだと断定するのは難しいです。
確かに、有名になったことでいい気になっていたり、横暴な態度の人はいるかもしれません。しかし、先天的にそうだったかというと、それを見分けることは医者や身近な人でない限り難しいです。
あまり名指しで「この有名人はサイコパスだ」というのは、名誉棄損にもなります。
しかし、過去に残酷な事件を起こしていた場合や、単独でいくつもの犯罪を犯している人などは、サイコパスとしての素質を持っている可能性が高いです。
日本のサイコパス女性による事件
1. 林眞須美氏による和歌山カレー事件
『「毒婦」和歌山カレー事件20年目の真実』(Amazon)
1998年7月25日、和歌山県和歌山市園部の地区の夏祭りで、毒物混入・無差別殺傷事件が発生しました。
毒物である亜ヒ酸が混入されていたのは、カレーライスです。カレーを食べた67人が中毒症状を起こし、そのうちの4人(小学4年の男子児童、高校1年の女子生徒、園部第十四自治会の会長と副会長)が亡くなりました。
逮捕・起訴されたのは、無職の女性、林眞須美(はやしますみ)氏です。彼女は無罪を訴えていましたが、第一審判決公判では、「4人もの命が奪われた結果はあまりにも重大で、遺族の悲痛なまでの叫びを胸に刻むべきだ」と断罪し、死刑判決を言い渡され、その後、大阪高等裁判所でも、「カレー事件の犯人であることに疑いの余地はない」として死刑判決を支持、2009年には最高裁判所で死刑が確定しています。
この事件の最大の謎は、「動機が不明」な点。現在も、なぜ彼女が無差別殺人を犯そうとしたのか、という動機がわからないのだそうです。現時点では、彼女がサイコパスだから、という理由で語られています。(ただし、まだ冤罪の余地もあるようです。)
2. 木嶋佳苗氏の首都圏連続不審死事件
木嶋佳苗劇場(Amazon)
木嶋佳苗氏の首都圏連続不審死事件も、まさにサイコパスによる犯罪としか思えない非常に恐ろしい事件です。
きっかけは、2009年の8月に、埼玉県富士見市の月極駐車場内にあった車内で当時41歳の会社員男性の遺体が発見されたこと。死因は練炭による一酸化炭素中毒で自殺かとみられましたが、あまりにも不審な点が多かったことから埼玉県警察の捜査が開始→容疑者として浮かび上がってきたのが、当時会社員男性と交際していた木嶋佳苗(きじまかなえ)氏でした。
調べていくと、彼女にはほかにも多数の愛人がいて、その愛人の何人もが不審な死を遂げていることがわかります。さらに、亡くなる直前にいつも木島氏に多額のお金を渡しているのです。彼女は、相手に対して結婚する気があると装ってお金を受け取る、俗にいう結婚詐欺をおこなっていました。
調査の結果、彼女の回りでは最低でも6人の不審死が相次いでおり、またそれ以外にも7度におよぶ詐欺などの容疑で再逮捕されてきています。お金を得るために、偽名やウソのプロフィールを語ってまで男性に近づき、大量の資金を得、挙句の果てには何人もの男性を不審死を装って殺害していた彼女は、まさにサイコパスであるといえるでしょう。
2017年、最高裁判所は木島氏の犯罪について「殺害は計画的で極めて悪質。被告人は不合理な弁解で、反省の態度を全く示しておらず、死刑はやむを得ない」として、上告を棄却、死刑が確定しました。
「この人、サイコパスかも?」と思ったら
さて、「サイコパスの女性」といっても、先ほど紹介したようなレベル(実際に他人に危害を加える)はなかなかいません。
サイコパスとは、「ここからこっちがサイコパス」とはっきりと線引きできるものではなく、グラデーションがあるからです。
サイコパスの程度が薄い「サイコパスぎみ」の、社会でやっていけている人もいますし、実は陰で犯罪行為をしている程度の濃いサイコパスもいます。
しかし、もし自分の近くにいる女性が「濃い目のサイコパス」の可能性があったら…そんな時は、こうしましょう。
身近な人に相談する
まずは、家族や友達など親身になってくれて客観的な意見をくれる身近な人に相談しましょう。
サイコパスと一緒にいると、だんだん洗脳されていきます。すべて自分のせいだと思い込んだり、異常なこと(暴力や上下の関係性)普通になっていってしまうのです。
客観的な意見をくれる人と話すことで、今の自分の状況を少しずつ整理することができます。もし身近に相談できる人がいない場合は、各種相談チャンネルや弁護士と話してみるのもいいかもしれません。
とにかく距離を置く
サイコパスと一緒にいて、いいことはありません。彼らは調子のいいときは近づいてきますが、自分にとって価値がないと判断した時点でくるっと手のひらを返します。
期待も、信用もしない方がいいでしょう。
自分の安全を確保したうえで逃げる
距離をおいて、相手に仕返しをされる可能性があるほど近い関係の場合、自分の安全を確保したうえで逃げましょう。
たとえば、離婚の際に「相手が何をするかわらない」といった場合は、実家に逃げ帰って回りの人に頼んでなるべく一人にならないようにする、など。
サイコパス診断
もし、ここまで読んで、「自分ってサイコパスかも…?」「あの人って、もしかしてサイコパス?」
と思ったら、こちらのサイコパス診断を試してみてください。(↓)