ジブリの映画『もののけ姫』の中で、アシタカは日本国内を旅するわけですが、
一体どこを旅しているのでしょうか??
登場人物のセリフや、建物などから、アシタカのいた場所を特定して行ってみたら、
なんとアシタカは『日本縦断の旅』をしていたことがわかりました!
まずアシタカは、自分の村から旅をスタートします。
アシタカの村はどこなのでしょうか?
物語の中のセリフからわかります。
“『赤獅子に跨った、石の鏃を使う勇猛な蝦夷の一族』”
出典もののけ姫の歴史的背景を考える|歴史余話
(ジコ坊がアシタカの生まれを特定しているシーン)
“『大和との戦に敗れ五百十余年』”
出典もののけ姫の歴史的背景を考える|歴史余話
(蝦夷の一族の歴史と合致する)
“『北と東の間より』”
出典スタジオジブリ『もののけ姫』作品中より アシタカ台詞
(エボシが生まれを聞いた際、アシタカはこう答えた。つまり、東北?)
これらから、アシタカは蝦夷の一族、日本の東北部の村の生まれだということがわかります。
また、スタジオジブリは『もののけ姫』の制作のため、白神山地も舞台モデルとして取材しているそうなので、アシタカの生まれ故郷(=旅の始まりの地)は、青森か秋田が有力です。
そしてアシタカは、エボシの居るタタラ場にたどり着くわけですが、
このタタラ場のモデルになったのは、中国地方・島根県にある『たたら製鉄』という所だそう。
島根県雲南市の山奥にある、たたら製鉄の生産施設。
長い間、世界一ともいわれる高品質の鋼を作り出し隆盛を極めた。
ここで、アシタカの旅の「出発の地」と「最後の地」がわかったので
出発と目的地を設定してグーグルマップを使って地図を作ったところ、こうなりました!
『青森』
↓
『島根』
この地図を見ると、アシタカは日本の本州を縦断していたことがわかります。
高速道路を使えば約17時間の道のりですが、アシタカはご存知のとおりヤックルに乗って旅をしていました。
一体どれだけかかったのでしょうか…。
気が遠くなるような道のりです。
ちなみに…
サンが乙事主(オッコトヌシ)と逃げる森は、屋久島の『白谷雲水峡』という場所がモデルになったと言われています。
しかし、もののけ姫のストーリー中では、森はタタラ場の近くにあるはずなのでおそらく白谷雲水峡はただ森のモデルになっただけだと思われます。
アシタカ大喜利
アシタカが「日本縦断」をしていたとしたら…
大喜利画像作ってみました!
学生にありがち。
面接官「アハハそっか〜(あ〜出た出た、日本縦断した系の学生w 最近多いんだよね〜)」
面接官「…って、エ?!ヤックルで?!」
食いつきっ
というか、この事件発生によって旅に出ななきゃいけなくなったわけだから、ちょっと時系列が違った(最初それに気づかず作っちゃったので、載っけちゃいます😂)