コロナ前の世界一周旅行者の間では、「ウユニ塩湖」といえば世界一の絶景が見られる自然スポットとして超有名でした。
旅慣れた人だけでなく、今ではTVなどでも紹介され、一般の人にもその美しさはよ〜〜く知られています。
私も数年前に訪れましたが、その素晴らしさたるや…ただただ感動でした!!
SNSにも写真をあげていたので、帰国後には何人もの友達から「ウユニに行きたいんだけど〜」と相談を受けました。
…ただ、こちらの記事→「「ウユニ塩湖に行くな!」世界一周経験者が忠告する本当の理由」でも紹介したように、ウユニ塩湖は1週間〜10日で日本から旅をする「短期旅行者」にはあまりお勧めできません。
一番の理由は、高山病のリスクがあまりに高いから…。
だから、相談された時には、あまりに短期旅行プランの人には危険性を伝えて、別の「同じくらい感動できる世界のお勧めスポット」も教えるようにしています。
もくじ
「ウユニ塩湖よりも感動した」、自然系スポット
今回紹介するのは、私だけでなく世界一周中に出会った100人以上の「世界一周経験者」の意見もFacebookで募り、その中で選び抜いた「7選」です!
短期旅行者でも安全に行けるよう、ウユニのように高山病のリスクが高くない場所(高度2,500m以下)を選びました。
「ウユニ超え」の素晴らしい自然系スポット7選(全世界編)
- アタカマ砂漠(南米・チリ)
- 南極
- イースター島(南米・チリ)
- ペリトモレノ氷河(南米・アルゼンチン)
- ナミブ砂漠(アフリカ・ナミビア)
- レンソイス砂丘(南米・ブラジル)
- モニュメント・バレー(北米・アメリカ)
1. アタカマ砂漠(南米・チリ)
いきなり、知らん場所出てきた!!と思うかもしれませんが…ここは南米の中でもウユニ塩湖に並ぶ絶景スポットです!!
私は、南米のあらゆるスポットを合計一年間かけて旅行してきたのですが、ここは本当にトップレベルにお勧め。
アタカマの町自体はとても小さいのですが、落ち着いていて治安も良く、何より周辺の見所がどこもかしこも息を呑むほど美しいんです…。
ウユニ塩湖に負けないほど美しい鏡張りの景色、
月面のような渓谷「The Moon Valley」、
不思議な巨石、
アルパカのオアシスと、富士山に似た山、
クリスタルブルーの泳げる温泉、などなど絶景まみれ!
さらに、アタカマは「世界一空気が澄んでいて、天体観察に適した場所」としても知られ、星空の美しさは、世界中の天文学研究者のお墨付きです。
実はここは、ウユニ塩湖からサンティアゴ(チリの首都)に抜ける際の「通り道」でもあります。ウユニに行く人は、絶対ここも行って欲しい!本当にお勧めスポットです。
2. 南極
予算に余裕のある人にお勧めなのが、南極。
南極に行くには、一般人は「10日間以上のクルーズツアー」に参加する必要があります。なので、めちゃくちゃお金がかかる…2020年以降は、100万円/人以上払わないとクルーズに乗れません。
それでも、南極に行ったことのある世界一周旅行者は口をそろえて
- 「南極が圧倒的にNo.1の美しさだった」
by 100カ国を巡った強者 - 「他では絶対に見られない、唯一無二の景色」
- 「とにかく規模が桁違い。体が震えるほど感動する」
- 「地球とは思えない(素晴らしさ)」
などと、とにかく絶賛!!
私は行ったことがないので、羨ましいです…。でも、5年以内に必ず行く予定でお金を集めています!!
ちなみに、南極クルーズはアルゼンチンの最南端「ウシュアイア」という街から、毎年冬にたくさんクルーズが出ています。
3. イースター島(南米・チリ)
世界に名だたる「ミステリースポット」として有名な、モアイ像が立つ「イースター島」。ここは、小さいながらも本当に素晴らしい島でした!!
そんなこの島のキャッチフレーズは、「world’s largest open air museum(世界最大の野外博物館)」。
超巨大なカルデラ湖があり、
島のあちこちにモアイ像が立ち並び、
白砂のビーチもあり…
そんな島を、レンタカーを借りてのんびり走り回ります。
夜は、あまりに美しい星空に毎晩感動していました。太平洋の真ん中にポツンとある島なので、星を遮る明かりが全くなく、天の川もはっきり・くっきり。私的「世界一美しい星空」は、イースター島でした。
世界的に有名なパワースポットでもあるそうで、行った人はみんなファンになる、不思議な島です。
4. ペリトモレノ氷河(南米・アルゼンチン)
世界でも珍しい、氷河の上を歩く「氷河トレッキング」が楽しめるのがここ。
1日トレッキングでも氷河の奥までいけて、そこに広がるのは白と青しか存在しない世界です。世界中で数多くの「青の絶景」を見てきましたが…ここはちょっとレベルが違う。
「こんな美しい世界がこの世にあったのか!」と、度肝を抜かれました…!
↑氷の洞窟。
5. ナミブ砂漠(アフリカ・ナミビア)
「世界最古の砂漠」として有名なナミビアの「ナミブ砂漠」は、約8000万年前にできたと言われています。
この砂漠の何よりもの特徴は、「砂の色」。
長い年月を経て砂の一粒一粒が酸化して赤くなり、世界中探しても他のどこでも見ることができない、オレンジ色の砂漠を見ることができます。
ここは、朝日や夕日に照らされた時が一番美しく、世界が真っ赤に染まってしまったような錯覚に陥るほど。
私的には、ここはアフリカでNo.1の絶景でした!!
ナミブ砂漠の中には、「絵画のような景色」として知られる、数百年前の枯れ木が立つ塩湖エリア「デッド・フレイ」も。
6. レンソイス砂丘(南米・ブラジル)
ブラジル北部の辺鄙なエリアにある「レンソイス砂丘」は、ほぼ100%石英(白い鉱物)でできていて、ナミブ砂漠とは真逆の「真っ白な大砂丘」として知られています。
雨季にはエメラルドグリーンの湖が無数に出現し、泳いだり、上空からヘリコプターで見たりできます。
ここ、実は私が「世界一周で一番見てみたいスポット」だったので、旅の終盤に頑張って辿り着いた時には、涙が出ました。秘境だからこそ、辿り着いた時の感動もひと塩です。
ベストシーズンは雨季明けの6月~9月上旬。
7. モニュメント・バレー(北米・アメリカ)
世界一周旅行者の北欧定番ルートの一つが「アメリカ横断」。グループでキャンピングカーを借りて、旅をするのですが、そのハイライトが国立公園8つと国定公園16つを含む「グランドサークル」です。
グランドサークルには、グランド・キャニオン、アンテロープキャニオン、セドナなど、アメリカが誇る有名スポット揃いなのですが…全スポットを巡った人たちに「No.1はどこだった?」と聞くと、高確率で帰ってくるのが「モニュメント・バレー」という答えなんです。
モニュメントバレーは昔から「ナバホ族の聖地」として知られていて、赤茶の荒野に巨大なオブジェのような砂岩山が点在しています。
地平線が見えるほどの広大なエリアに、砂岩山の壮大さ、歴史と神聖さ、そして朝日に照らされた巨石群の美しさ…。
私も、アメリカで…いや、北アメリカで一番好きな絶景です!!
そしてここを訪れるなら、絶対に泊まりたいのが「The View Hotel」。
↑部屋からの景色。
↑ホテルバーから。
エリア内で唯一のホテルで、最高のビュースポットにあります!ここから見るモニュメントバレーは、ただただ圧巻でした。
今回紹介した7箇所の中では、ここが一番行きやすいと思います。
まとめ
今回は、ウユニ以外にも、世界には素晴らしい自然スポットがたくさんある!ということを伝えたくて、この記事を書いてみました。
紹介したのは、以下の7ヶ所です。
- アタカマ砂漠(南米・チリ)
- 南極
- イースター島(南米・チリ)
- ペリトモレノ氷河(南米・アルゼンチン)
- ナミブ砂漠(アフリカ・ナミビア)
- レンソイス砂丘(南米・ブラジル)
- モニュメント・バレー(北米・アメリカ)
かなりアメリカ大陸に偏っててすみません😅 でも実際、世界を見回しても「圧倒的な自然」はアメリカ大陸に多いんです。。
他にも、「本当は紹介したかった場所」がたくさんありました。
- パキスタンのフンザ渓
- チベット高原
- スイスの山間地方
- カナダのイエローナイフ(オーロラ)
などなど。
でも、「心が震えるほどの感動を味わえる場所だけ」を、私+世界一周経験者の声から超厳選したら、この7つになりました。
やっとコロナが落ち着いてきて、海外旅行にも行きたい人が増える今日この頃。
これから、「世界の素晴らしい自然の絶景」を見に行きたい!と思っている人の参考になれば嬉しいです♪
海外の「変なスポット」が気になる人は、こんな情報はいかが?↓笑