海外旅行

メキシコのピンクレイク、行ってみたら超がっかり…。

メキシコのユカタン半島に位置する「ピンクレイク(ピンクラグーンとも呼ばれる)」は、「一度見たら忘れられない絶景」としてSNSで話題になった新観光スポットです!

ここって、2005年ごろまでは地元の人たちにも全く知られていなかった絶景そうで。

カンクンから遠い場所に位置していることから、
観光客が集中せず、穴場として知られていました。

しかし、この鮮やかなピンク色が多くの観光客の心をつかみ、
特にインスタグラムなどでの映え写真を狙う旅行者の間で大人気に!!
今は日本語でも英語でも、現地ツアーが山ほどでてます。

そんなピンクレイクに実際に行ってきたのですが…
めちゃくちゃがっかりする羽目になりました。。涙涙

ピンクレイク、想像以上に遠い

「ピンクレイク」は、カンクンから約300km離れた場所にあります。
車で直行すると、約3時間かかります。遠い〜!!!

うわ。貴重なカンクン旅行の1日分…絶対失敗したくない😂

それにしても直行して3時間て…遠すぎる…。
行って帰ったら、1日が終わる😂、

レンタカーも、現地に悪徳警官とかいっぱいいるみたいだし、
道があまりよろしくないとのことだったので心配💦

行くなら、ツアー一択

実際に行くプランを立てていた際に、
「行くならツアー一択」という情報を耳にしました。

え〜〜〜でも〜〜〜〜、
一番良さそうな内容のツアー高すぎるし😇
(当時300ドル/人。当時レートで45,000円もする)

と思ってたけど、
いろんな選択肢を考えても「ツアー一択」でした。

メキシコ在住とか、めっちゃ現地で時間があるなら自力で行くという手もあるけど、
完全に英語が通じない(スペイン語オンリー)の環境で
ローカルバスの乗り換えしなきゃいけないとか、無理すぎ😂

カンクンからの直行ローカルバスはないんです。
だから、スパッと諦めました!
大人しくツアーに参加します。

300ドル払ってでもみたい絶景が、そこにある!!!
…ことを信じて。
(2人で合計9万円か〜〜〜やばすぎ😂)

「観光地セットツアー」が多いみたい

途中に世界遺産の「チチェンイッツァ」という遺跡があるので、
そことセットで訪れるツアーが多いみたいです。

マヤ文明の世界遺産の遺跡は、メキシコに来たからには
とりあえず行っとくべきだよな〜と思い、
あんまり興味はないけど行きました!

ツアー会社の言うことを、完全には信用しちゃいけない

さてここで、めっちゃ大事なこと言います。

現地ツアー会社の言うことは、
信用するべからずッッ…!!!!(日本人でも)

いや、現地でスペイン語が分からず心細い中、
とっても頼れる存在ではあるんですけどね( T_T)

ピンクレイク見れない疑惑発生

メキシコ旅行の日付が近づきワックワクのタイミングで、
とんでもないブログを発見します。

そこに書かれていたのは…

せっかくはるばる1日かけて行ったのに、
全然綺麗なピンクレイクを見られなかった人の悲しき体験談…!!

そこで知ったのが。。

・雨季5月〜10月は、塩の収穫(=水抜き)が行われる
・塩抜きごは、しばらくピンクレイクが消える
・特に雨の多い6〜9月はリスクが高い
・乾季(冬)の方が綺麗

ナーンテコッタ。
私が行くの、ちょうどその時期ど真ん中〜〜〜!

「ピンクレイクが、ピンクじゃあなかったらどうしよう?!?!」
と、居ても立ってもいられなくなり、
メッセージ機能で現地ツアーの人(日本人)に聞きました。

現地のガイドさんに、問い合わせてみた

「あの、この時期はあまりピンクレイク見られないかもしれないって聞いた(ブログで読んだ)んですが…大丈夫でしょうか?ちゃんと見られますでしょうか?」

すると、割とすぐにお返事が。

「この時期は見られにくいこともまれにありますが、ご安心ください!先週行った時はとてもピンクでしたよ!ほとんどの場合、ちゃんとピンクの湖をお楽しみいただけます。万が一難しい場合は、他の観光地に変更するなどしますが、それも事前にお知らせしますね」

ほっと一安心。

ツアーまで3日なので、よっぽど大丈夫だろうな♡

ツアー当日の、残念すぎるお知らせ。。。

ツアーの開催日当日は、カンクンを超朝早くから出発。

チチェンイッツァ遺跡、
よく名前覚えてないけどすごいセノーテ洞窟を見終わって、
お昼ごはんも食べて、最後の目的地であるピンクレイクに向かっているバスの中で、
ウトウトとしていたら、

日本人ガイドさんがとんでもないことを言い出しました。

「すみません、ピンクレイクなんですが、先日塩の収穫がありまして…
実は、一番綺麗なエリアのピンクレイクが消失している可能性があるんです。

えっ!!!!!

「そ、それっていつからですか?」

「えっと、私たちが把握したのは3日前です。3日前のツアーで行ってみたところ、
塩の収穫が行われていて…通常は、事前に情報が回ってくるんですが…」

え!!!!!(2回目)

てか私たち、2日前にはガイドさんから「無事にカンクンに着きましたか?」
的なメールがあり、
さらに昨日は「明日は○時にお迎えに上がります」的なのもきていて、、、

なぜ、ピンクレイク消失の件は事前に教えてくれなかったの?!!!

ピンクレイクの件を伝えて、ツアーをキャンセルされたくなかったから…?
と邪推してしまう。
…というか、そうでしょ😂

「あの、事前に知らせてもらえるという話だったので、ちょっとびっくりです😅」
というと、

「あ、でも、行き先には変更がないので。。大丈夫ですよ!
きちんとピンクの部分も見られるので、ご安心ください!」

う〜ん、、納得していいのか…?
まあ、一度見てみよう。

どうせもう今向かってるわけだし( T_T)\(^-^ )

ピンクレイクに到着

いつの間にか眠気は吹っ飛んでたので、ツアーバンに揺られながら
「どうかピンクが少しでもみられますように〜」と祈り続けました。

そわそわ、長いドライブを終えて
やっとピンクレイクのある村に到着。

一番メインというか、綺麗な写真が撮れるエリアには、
案の定、まったく水がない。

カラッカラの大地が広がってました。。

周辺には、私たちと同じく困惑顔の観光客たち。。。
そして日差しと風がスゴイっ!!

「向こうのほうに、ピンクに見えるエリアがあるのでそちらに行きましょう!」
と、一人元気なガイドさん。

希望を託して、現地ガイドさんと一緒に行ってみると、、、
うっす〜〜〜らピンク色の池みたいなのがありました。

え、ココ?!

肉眼では、お世辞にも綺麗とは言えない。

写真を撮って、相当加工を重ねないと「綺麗」には辿り着かない。
SNSで見るような、鮮やかなピンク色はどこにもないぞっ😂😂😂😂😂

正直、写真を撮る気にもならず…。
(あとなぜかその日、塩を含んだ強烈な風が
吹き荒れていてカメラ出したくなくて)

ガイドさんが「ほらっ、あそこのあたりとか、
この角度で見るとピンク色に見えます!」とか言ってるのが…
なんだか頭の中で虚しく響きました。

他の参加者たちは、

「ああ〜〜」

「まあ〜ピンク、ですね」

的な、微妙〜〜な反応。

だけど、あまりピンクレイクをメインに楽しみにしてた人たちじゃあなかったみたいで、
私たちほどがっかりはしてませんでした。
(私たちの顔、多分死にかけてた。。
ガイドさんからも気を遣ってか話しかけず)

ツアーの感想

他が最高に楽しいツアーだっただけに、
ピンクレイクの件だけはめちゃ残念でした。。

それだったら、ピンクレイクの入ってないルートのツアーにすればよかった!!!

だって、チチェンイッツァからもかなり遠かったし…。

その時間分、カンクンのオールインクルーシブのホテルでのんびりしたかったナァ。(涙)

「日本人ガイドさんの言うことを、完全に信じるのもダメなのかなあ」
なんて、思う出来事でした。。
そりゃあっちも商売だからね。。
9万円逃したくないよね。。( ^ω^ 😉

「別ルート」の存在を知る

ツアー終わってから、どうしても消化不良で、ちょっと調べてみたら、、
絶対に先に知っておきたかったあ!って情報発見。。

実は、雨季でもピンクレイクを楽しめる別ルートがあったみたいで。。

まず衝撃的だったのが、
ピンクレイクには「陸から行くコース」と「ボートで川から行くコース」がある
ってこと。

陸からしか行けないって思い込んでた。。

ほとんどのツアーが陸からっポイけど、
一部ツアーは陸側のピンクレイクが消えるタイミングだと
別の綺麗なピンクレイクまで川から連れてってくれるみたい。

これから行こうと考えている人はこのブログ記事を、
一回は読んだ方がいいよ。

もし私たちがこの記事を先に読んでたら、
絶対にここで紹介されてたこのピンクレイクツアーicon
(ボートでピンクレイク行く別ルート版)にしたと思う。。。
しかも同じ値段でボートツアーまで入ってる!

5月〜10月の雨季に行くなら、この別ルートから行けるツアーにしておけば、
もっとピンクの綺麗なピンクレイク見れたのかもって後悔が。。。あああ。。

あと、もしピンクレイクに対してそこまでの思い入れがないんだったら、
思い切ってピンクレイクなしの現地ツアーを
選んでもいいんじゃあないかなあと思うよ。。( ;  ; )

ピンクレイクなしのツアーも色々選択肢あるし。

==→「カンクン現地ツアー一覧icon

そんな私の失敗談でした。

それ以外のカンクンは、ただただ最高〜でした٩( ᐛ )و٩( ᐛ )و
思い切ってオールインクルーシブのホテル泊まって本当によかった。
贅沢すぎる時間。。♡

それについてはまたブログで書きます!

この失敗談も、誰かの役に立つことを祈ってますっ